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ウディ・アレンの夢と犯罪 試写 (2009 年 11 月 17 日)

 

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話題作「それでも恋するバルセロナ」の次の作品かと思いきや、その前に「マッチポイント」、「タロットカード殺人事件」に引き続き、ロンドンで撮影されていた作品だと知ったのは、たった今。遅ればせながらの日本公開となったワケだ。

 

確かに、一見華がない?と思いきや、そんなことは全くなくて、華やかなシーンもちゃんとあるし、キャストもグラマラスで魅力的。主演は、今をときめく2大スター、スコットランド出身のユアン・マクレガーと、アイルランド出身のコリン・ファレルだし。それにしてもコリン・ファレル濃いな〜、007に扮していた頃のショーン・コネリーのような、近寄ると妊娠しそうな熱っ苦しさを全身から発してる。2人は対照的な性格の兄弟に扮している。そしてウディ作品に欠かせない主人公を魅了するセクシーな女優は本作では、新人のヘイリー・アトウェル。とっても魅力的なんですな。でも主役の2人、従来の作品の役のように逞しくはなく、とっても愚かで弱くて情けないのがまたイイ。

 

巧みな展開にグイグイと引き込まれて、気がつけば手に汗握り、ハラハラし、そして、ウディ作品には必ず最後まで一筋縄ではいかない工夫が凝らされていて、常識や人間の存在とは一体何か?というような地点まで連れて行かれ、あれこれ考えされる。やっぱり素晴らしかった。これがあわや日本公開ではお蔵入りしそうだったなんて、信じられませんねー。

 

サスペンス映画であり、コメディではありません。僕はウディのシリアスな作品が好きなんです。「インテリア」「セプテンバー」「私の中のもう1人の私」、どれもヒットにはまるで及ばずな作品かもしれませんが、なによりもリアルな人間が描かれてます。映画には現実を求めてはいないよ、という人はまったく観る意味がないかもしれませんけど、そのキャラクターを観る目線は彼の人間への豊かな愛があると思います。また半分コメディ、半分シリアスなドラマの、なんともカテゴリー分けしづらい「マンハッタン」「スターダストメモリー」「カメレオンマン」「ブロードウェイのダニー・ローズ」「ハンナとその姉妹」「重罪と軽罪」「メリンダとメリンダ」なんかも大好きですね。

 

これだけコンスタントに作品を撮り続け、そのどれもが一定のレベルで仕上がっていて、傑作、大傑作も多数含まれている映画監督が、現代に一体何人いるでしょうか?

 

彼が描きたいのは、はっきり単純明快な答えのあるようなテーマではなく、人生は見方によっては喜劇でありそして悲劇でもある、というその奥深い味わいなのだと思います。ロンドン、バルセロナと来て次回作はパリで撮ったんですって。早く観たいなあ。

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ビートたけし×所ジョージ 日本選抜 国際EXHIBITION (2009 年 11 月 7 日)

初日に行って参りました! 展覧会の制作をした会社がウチの隣のビルにあるのですが、そこの友人が僕がたけしさんの長年のファンであることを知り、チケット、パルコの号外新聞、ご案内、商品である写真入りクリアファイル、そしてバッチをくれたので、家族3人で参じることに。奇しくも?僕の誕生日でした。池袋P’パルコ8F。

http://www.parco.co.jp/parco/40th_anniversary/exhibition/

 

肝心な全面パロディ雑誌「FAMOSO」の1号、2号共売り切れで買えなかったので、それが買えるだけでもまず満足。展示はほぼその紙面のネタからなので、かえって入手できなかったことが良かったかも、初めて見る内容ばかりだったから。しかし、どれもクダラナくて大笑い!

 

販売されているグッズのアイテム数が圧巻!いちばん笑ったのが、肥え桶製法 - 昔ながらの肥え桶に仕込んだ、風味豊かな栄養たっぷりの「完全! 有機カリー」! カレーときいたらマニアの自分は食べにゃなるまい。しかし、よく作ったもんだ、ホントに。製造会社がマイナーなのは、おそらくこのような企画商品は、大手ではイメージの問題があって請け負ってくれなかったのだろうと、裏事情を想像しても笑っちゃう。パッケージに※本商品は、イメージ商品であり実際には有機カリーではありません ってお断りがあったり(笑)  さっそく明日食べてみますけど^^

 

今日のところは下見っていう感じなのでこのカレーと「FAMOSO」2冊を買い、また来るつもり。記念撮影ができる看板的なモノが多かったので、も1度行って今度は写真を沢山撮ってこよう。そして、たけしさんフギュアもやっぱり買いだよなあ・・・売り切れないうちに行かないと。

 

帰ろうとしたら、その会場にいたその友人に呼び止められ、誕生祝いだと言ってたけしさん著の「」(新潮社)をいただいてしまった! しかもサイン入り!!これにはさらなる感動と感謝!! ありがとうございます!! お陰様でよい誕生日になりました、家宝にします。

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エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002」 (2009 年 10 月 28 日)

これはとても面白く、見応えがあった。知人がホスト役で頑張っているということで、応援がてら観に。以下、オフィシャルサイトから抜粋。

 

http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/10/-002.html

 

期間 : 10.29〜11.3 会場 : スパイラルガーデン/1F スパイラルホール/3F

才能あふれる51名の若手ディレクターが集結する、新形式のアートフェア。

 

昨年に引き続き、ディレクター個人を出展単位とするアートフェアの第2回目、エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」を開催いたします。

 

今や世界中で開催されるアートフェア。本アートフェアは、ギャラリー単位で出展される通常のアートフェアとは一線を画し、ギャラリーで実際に作家、作品を選定するディレクター個人を出展単位として開催する新しい試みです。美術が本来持っている個の力を、作品から、展示から、またマーケットから引き出すことを目的とし、美術界の次代を担う若手ディレクターにスポットをあて、常に新鮮な感性を届けるフェアとして継続を図ることを意図しています。

 

「ウルトラ」は語源であるラテン語の「~の彼方に、~を超えて」が意味するように、新形式のアートフェア形成の実現を目指し、またここから美術マーケットが新たな広がりを見せることへの期待が込められています。
25名のディレクターが参加した第1回目。今回は倍の数の51名の若手ギャラリストたちが集結。会場もスパイラルガーデン(スパイラル1F)から、スパイラルホール(スパイラル3F)にまで広げ、個性豊かなブースを展開します。

 

と、いうことらしいがキュレーター、ディレクターさんにスポットを当てたカタチの展示は非常に面白い。通常なら表に顔に出てこない、言わば出版なら編集者だったり、映画ならプロデューサーだったり、そういった実は中心でありながらも裏方のヒトたちが、ブースの前面に立って、扱っている作品のPRや説明をする。なるほど、このヒトが、こんなヒトがリコメンドするのはこんなアートなんだ、と顔が見えていると、平面だった作品に対する興味がより立体的になる気がする。

 

書かれている通りギャラリストたちは皆若く、そして扱われている作家や作品はさらに若いので、会場全体がとってもフレッシュで魅力的だ。見慣れたスタンダードな作家の作品も多い春に行われるアートフェア東京よりも、ずっと面白かったのはそのせいでしょうか。

 

あちこち歩き回り、作品を観ながら、そしてギャラリスト、作家、知人、沢山の人と話しながら、振る舞われていたお酒を沢山いただいてしまった。過去にもここスパイラルでの様々な展示のオープニングパーティーに顔を出したけど、本当に久しぶりで、非常に充実し楽しかった。帰りは、コーヒー。